契約愛人9(会×古)
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●第4章-2~
&size(10){(会長モノローグ)};~
~
古泉は、ことゲームの対戦相手にはふさわしくない相手だ。~
時々付き合わせるが、要領の悪いことこのうえない。むしろ...
ゲーム画面をつまらなく眺めながら、コントローラーをつか...
別にそんなことどうだっていいことではある。普段なら可愛...
腹をたてている本当の理由は、全然別だ。~
中学の頃から出入りしていたあの店は、今頃どうなっている...
それに、これを好機と機関の連中は俺を見張っているんでは...
約束を違えたのだからと古泉との同居を解消させられては堪...
だが……。~
あの店はあの時の俺にとって大切な場所だった。~
社会の吹き溜まりみたいなクズ達の集まり。特殊な性癖を持...
「…………」~
今更駆けつけたところですべてがもう手遅れだ。~
きっとあの人は今頃警察に取り調べを受けている。店は立ち...
もうあの賑やかな世界は戻ってこない。~
思い出したくない。自分が不甲斐なく思えて苛立たしい。~
腹立ちをコントローラーにぶつける。しかしそれもまた虚し...
俺はゲームをやめて立ち上がると、テーブルで予習に励む同...
相変わらず綺麗な顔をしている。極上の滑らかな肌にしゃぶ...
「古泉」~
呼びかけながら近づいて、シャープペンシルを持つ手首を握...
「? どうかしましたか?」~
「もう寝る。付き合え」~
「えっ? ……ええ、わかりました」~
立ち上がった古泉の手首を握ったまま、寝室にむかった俺は...
「うわっ」~
腹の上にまたがりひざをたて、かぶさりながら両腕で強く抱...
「会長?」~
普段なら先に寝転んで、腕枕をしてやるところだから、古泉...
しかし返事をする気はなかった。犯して、泣かせてやりたい...
強引に唇を割って舌を潜り込ませる。~
「わ……っ……う……んっ」~
貪るように吸い上げて、激しく付け根まで舐めていく。対応...
「はふ……っ……んーー……う」~
甘く誘うような吐息が唇から漏れる。本人はきっと意識もし...
「む……う……」~
いつもと違うことをされていることに気がついたのか、こら...
キスをやめて、鼻先や瞼に舌を這わせながら、胸の突起をつ...
「んっ……あ、あのっ……会長……」~
「なんだ?」~
「……えっと……」~
上半身を抱えあげて、シャツの袖を抜こうとした時、古泉は...
「あの……これって……?」~
戸惑う声を発する耳元に、唇を寄せて低く囁いた。~
「したい。させろ」~
「えっ」~
驚きのせいか古泉は急に体を強張らせた。しかし強引に上着...
「あっ……あの……会長……」~
「もういいだろう……俺はさんざん待った」~
「待ったって……でも」~
そばで寝るだけでいいって……、古泉が小さな声で呟く。~
しかしマトモに答えてやる気持ちは無かった。~
怯えさせれば怯えさせるほど、古泉は怖がって身を硬くする...
抵抗するだろうと予想して、一度身をおこすと、古泉の体を...
「ふえっ……あの……っ」~
情けない懇願も聞いてはやらない。数ヶ月前のあの日に比べ...
それでもひたすら抵抗しようとバタバタし始めたので、耳元...
「……機関の連中は、俺がお前をヤク漬けにするほど夢中にさせ...
「……期待って……」~
「大丈夫だ」~
笑って吐息を吹きかけてから、膝をたてさせて、ズボンを引...
下着の上からなぞると、熱く硬くなり始めているのがわかっ...
「ほ……本当に……その……」~
「うるさい。今日こそ犯す。絶対だ」~
呟きながら下着にも手をかける。ねっとりと甚振りたいが、...
直接握り締めると、古泉は悲鳴をあげてベッドから逃げだそ...
「ふわっ……あっ……や、……やだっ……あああっ」~
「いい顔だ」~
かぶりを振って必死に耐えようとする表情はなかなかの見も...
そう、お前と出会った時、こういう表情をさせたかったのだ。~
「会長……も……やめ……あうっ……」~
「嫌だ。絶対に止めない」~
全身で反抗しようとする体を、それ以上の力で押さえつける...
嗜虐する心に胸が高揚していく。早く古泉の中に自分のモノ...
何ヶ月も大事にしていた最高のスイーツを漸く口に出来るよ...
あの機関の連中にも見せてやりたい。お前らの仲間の古泉は...
金にものをいわし、俺をあの場所から引き離した。~
二度と行くなといって、監視をつけて。~
今の生活が気に入らないわけじゃない。だから店が窮地と知...
だけどその虚しさを、その悔しさをぶつけるものが他にない...
「……あっ……あぁ……だ……だめっ」~
古泉の頬に涙がつたう。胸に顔をうずめて震える。そして俺...
「はぁ……はぁ……う……ぁ」~
「ふ。……イったか」~
指先にのったそれを舐めてみせると、古泉は真っ赤な顔をし...
「やめてくださいっ……」~
「今度は俺の番だ……いいだろう?」~
「……」~
困ったように視線を外す古泉。観念したらしい。それならば...
ベッドの枕元の引き出しから久しぶりに使うゴムやらジェル...
「なるべく痛くないようにする……怖がるな」~
「……やっぱり最初は痛いもの……なんでしょうか……?」~
「さあ知らんな」~
千差万別。向かないヤツはとことん向いてないだろう。レイ...
俺だってガタイが小さかった頃は突っ込まれる方だったから...
しかし好んで抱いてもらったあの頃の俺と比べて、古泉はそ...
まずは十分に湿した指を一本ゆっくり含ませた。~
「……うー……」~
違和感を感じて、呻き声のような声が戻ってくる。欠片も色...
「緊張するな……まだ一本だ」~
「ええ…………んっ」~
奥までゆっくりと進めていく。古泉は余程居心地が悪いのか...
抵抗しない分だけマシだが、まるでこれじゃお医者さんごっ...
顔を埋めた枕を両腕で抱えて、古泉はびくっびくっと指の動...
「んっ……ああっ……わっ……」~
いいのか悪いのかよくわからん。~
指を二本に増やしつつ、前にも手を伸ばして握り締めてみる。~
「……!! わあああっ」~
悲鳴が上がって、バタバタとまた腕を振ってベッドから逃げ...
がっちりと捕まえて、両手で刺激を与え続けたが、さっきよ...
くそ。またか。~
小さく苛立ちがよぎる。よほど男同士の差し入れが怖いらし...
責めの手を少し緩めると、背中を上下させて古泉は呼吸を繰...
「古泉」~
俺は両手を離すと、背中にかぶさるように抱きつき、頬を寄...
「……俺がそんなに怖いか?」~
「すみません……」~
情けない声。情けない顔。もっと容赦なく押さえつけて、嫌...
抵抗する腕を縛り上げ、懇願する口元には猿轡をはめて、意...
そうでなきゃ割りがあわんと思わんか?~
俺は申し訳なさそうにする古泉を見つめながらそんなことを...
「……ったく」~
結論。~
もうどうでもいい。~
俺は自分のに装着したゴムを取り外すとゴミ箱に捨て、古泉...
そしてうつぶせにしょげている裸の古泉を横抱きにして抱き...
「……会長……?」~
「あーーーーもーーーーー。最低だ」~
悔し紛れにやけくそなキスを古泉の顔面にお見舞いしてやっ...
「わわわわわわわわわっ」~
「これくらい我慢しろ……くそ。くそ、くそ、くそーっ」~
「わーっっーーーちょ、ちょっと」~
古泉の顔は塩気が効いていた。泣かせた涙のあとだったのだ...
「……好きだ、古泉」~
胸に抱きこんで耳元で囁いた。~
「……」~
古泉は答えない。ああそうだろうさ、お前にとっては1年間...
その割には要求にこたえないつまんないやつだが、もうどう...
お前を失いたくないから、店も見捨てられたんだ。機関のや...
「好きだ……」~
呟いて耳朶を甘噛みする。うー、と小さく声が聞こえて、古...
そしておずおずと伺うような表情で呟く。~
「僕も……あなたのことは嫌いではありません……。でも……その……...
「なんだ」~
どんな言い訳をするつもりだ? 最後まで聞いてみたくて、...
その時だった。~
テーブルに残してあった古泉の携帯が電子音を響かせながら...
「あっ」~
迷いなく俺を押しのけ、ベッドから起き上がると、電話機に...
こんな遅い時間にかけてくるやつなど、1箇所しか思い当た...
携帯をきると古泉は、俺を振り返った。~
「すみません……呼び出しが」~
「……はいはい」~
苦笑して右手を持ち上げひらひらと動かす。少しだけ笑みを...
戻ってくるのは……二時間後か三時間後か……明け方近くなるこ...
待つ気にもなれないね。寝ちまおう。~
~
ベッドの上に散らばったお互いの服やら下着やらを、やけく...
~
◆◆◆~
~
よりよい同居生活のために、俺はやつがどんな悩みを他に抱...
やつは、俺がどんな人間なのか、自分のいいように解釈しよ...
それは俺たちが仲良くなるために必要な行為だった。赤の他...
すべてをわかりあわなくちゃ誰とも一緒にいられないなんて...
~
でもね。根本的な部分が違いすぎることもわかってた。~
俺がいくら愛しく思っても、古泉が俺を愛することは無いだ...
そもそも俺の我がままから始まった無理やりな関係。やつを...
だから本音では嫌だと思っていても、俺の要求には従順に答...
……それだけのことだ。期待なんてしてはいけない。~
そんなことわかっていてもやっぱり奴が好きだった。愛しく...
~
馬鹿だね、……本当に俺は馬鹿だ……。~
~
~
◆◆◆~
~
朝方目覚めると、古泉は俺の腕の中で丸くなっていた。~
いつ戻ったかも気づかなかった。すやすやと気持ちよさそう...
無茶をしなくてよかったと、そのとき初めて実感した。~
もしも嫌がる古泉を無理に犯していたら、この寝顔は見られ...
綺麗で愛しい同居人。この人形みたいなやつの心が手に入る...
でも同時に、体を繋ぐ心地よさも欲しいわけだが。~
なんだ、このじれったさ。~
しかし少しだけ心地よい。妙な気分。~
そういうわけで俺は、許可なく人の腕を枕にしてくーくー眠...
[[ →→つづき(契約愛人10)>http://haruhi.kazeki.net/?%E5...
&size(10){(いつも長々とすみませんm(__)m あと2回くらい...
~
~
- 待ってました!会古可愛いよ会古(*′Д`) -- &new{2007-12-...
- 待ってましたー!今回も楽しませて頂きました! -- &new{2...
- これはいい会古ですね 続きは見たいが完結してしまうのは...
- これはいい会古ですね 続きは見たいが完結してしまうのは...
- いつも楽しみにさせて頂いています!すっかりこのふたりが...
- 超待ってた…!これのお陰で会古好きになりました。続き正座...
- ちゅっちゅ!ちゅっちゅ!何この可愛い二人!大好きです。 ...
- うおぉぉー!ヾ(´ω`=´ω`)ノ続き楽しみにしてます! -- &...
- うわーーーーー会長カワユスカワユス!! -- &new{2007-12-03 (月)...
- 待ってました!ちゅっちゅ会長可愛すぎる!続き待ってます ...
- た ま ら ん(*´Д`)ラブコメいいよラブコメ -- &new{2007-12-...
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終了行:
●第4章-2~
&size(10){(会長モノローグ)};~
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古泉は、ことゲームの対戦相手にはふさわしくない相手だ。~
時々付き合わせるが、要領の悪いことこのうえない。むしろ...
ゲーム画面をつまらなく眺めながら、コントローラーをつか...
別にそんなことどうだっていいことではある。普段なら可愛...
腹をたてている本当の理由は、全然別だ。~
中学の頃から出入りしていたあの店は、今頃どうなっている...
それに、これを好機と機関の連中は俺を見張っているんでは...
約束を違えたのだからと古泉との同居を解消させられては堪...
だが……。~
あの店はあの時の俺にとって大切な場所だった。~
社会の吹き溜まりみたいなクズ達の集まり。特殊な性癖を持...
「…………」~
今更駆けつけたところですべてがもう手遅れだ。~
きっとあの人は今頃警察に取り調べを受けている。店は立ち...
もうあの賑やかな世界は戻ってこない。~
思い出したくない。自分が不甲斐なく思えて苛立たしい。~
腹立ちをコントローラーにぶつける。しかしそれもまた虚し...
俺はゲームをやめて立ち上がると、テーブルで予習に励む同...
相変わらず綺麗な顔をしている。極上の滑らかな肌にしゃぶ...
「古泉」~
呼びかけながら近づいて、シャープペンシルを持つ手首を握...
「? どうかしましたか?」~
「もう寝る。付き合え」~
「えっ? ……ええ、わかりました」~
立ち上がった古泉の手首を握ったまま、寝室にむかった俺は...
「うわっ」~
腹の上にまたがりひざをたて、かぶさりながら両腕で強く抱...
「会長?」~
普段なら先に寝転んで、腕枕をしてやるところだから、古泉...
しかし返事をする気はなかった。犯して、泣かせてやりたい...
強引に唇を割って舌を潜り込ませる。~
「わ……っ……う……んっ」~
貪るように吸い上げて、激しく付け根まで舐めていく。対応...
「はふ……っ……んーー……う」~
甘く誘うような吐息が唇から漏れる。本人はきっと意識もし...
「む……う……」~
いつもと違うことをされていることに気がついたのか、こら...
キスをやめて、鼻先や瞼に舌を這わせながら、胸の突起をつ...
「んっ……あ、あのっ……会長……」~
「なんだ?」~
「……えっと……」~
上半身を抱えあげて、シャツの袖を抜こうとした時、古泉は...
「あの……これって……?」~
戸惑う声を発する耳元に、唇を寄せて低く囁いた。~
「したい。させろ」~
「えっ」~
驚きのせいか古泉は急に体を強張らせた。しかし強引に上着...
「あっ……あの……会長……」~
「もういいだろう……俺はさんざん待った」~
「待ったって……でも」~
そばで寝るだけでいいって……、古泉が小さな声で呟く。~
しかしマトモに答えてやる気持ちは無かった。~
怯えさせれば怯えさせるほど、古泉は怖がって身を硬くする...
抵抗するだろうと予想して、一度身をおこすと、古泉の体を...
「ふえっ……あの……っ」~
情けない懇願も聞いてはやらない。数ヶ月前のあの日に比べ...
それでもひたすら抵抗しようとバタバタし始めたので、耳元...
「……機関の連中は、俺がお前をヤク漬けにするほど夢中にさせ...
「……期待って……」~
「大丈夫だ」~
笑って吐息を吹きかけてから、膝をたてさせて、ズボンを引...
下着の上からなぞると、熱く硬くなり始めているのがわかっ...
「ほ……本当に……その……」~
「うるさい。今日こそ犯す。絶対だ」~
呟きながら下着にも手をかける。ねっとりと甚振りたいが、...
直接握り締めると、古泉は悲鳴をあげてベッドから逃げだそ...
「ふわっ……あっ……や、……やだっ……あああっ」~
「いい顔だ」~
かぶりを振って必死に耐えようとする表情はなかなかの見も...
そう、お前と出会った時、こういう表情をさせたかったのだ。~
「会長……も……やめ……あうっ……」~
「嫌だ。絶対に止めない」~
全身で反抗しようとする体を、それ以上の力で押さえつける...
嗜虐する心に胸が高揚していく。早く古泉の中に自分のモノ...
何ヶ月も大事にしていた最高のスイーツを漸く口に出来るよ...
あの機関の連中にも見せてやりたい。お前らの仲間の古泉は...
金にものをいわし、俺をあの場所から引き離した。~
二度と行くなといって、監視をつけて。~
今の生活が気に入らないわけじゃない。だから店が窮地と知...
だけどその虚しさを、その悔しさをぶつけるものが他にない...
「……あっ……あぁ……だ……だめっ」~
古泉の頬に涙がつたう。胸に顔をうずめて震える。そして俺...
「はぁ……はぁ……う……ぁ」~
「ふ。……イったか」~
指先にのったそれを舐めてみせると、古泉は真っ赤な顔をし...
「やめてくださいっ……」~
「今度は俺の番だ……いいだろう?」~
「……」~
困ったように視線を外す古泉。観念したらしい。それならば...
ベッドの枕元の引き出しから久しぶりに使うゴムやらジェル...
「なるべく痛くないようにする……怖がるな」~
「……やっぱり最初は痛いもの……なんでしょうか……?」~
「さあ知らんな」~
千差万別。向かないヤツはとことん向いてないだろう。レイ...
俺だってガタイが小さかった頃は突っ込まれる方だったから...
しかし好んで抱いてもらったあの頃の俺と比べて、古泉はそ...
まずは十分に湿した指を一本ゆっくり含ませた。~
「……うー……」~
違和感を感じて、呻き声のような声が戻ってくる。欠片も色...
「緊張するな……まだ一本だ」~
「ええ…………んっ」~
奥までゆっくりと進めていく。古泉は余程居心地が悪いのか...
抵抗しない分だけマシだが、まるでこれじゃお医者さんごっ...
顔を埋めた枕を両腕で抱えて、古泉はびくっびくっと指の動...
「んっ……ああっ……わっ……」~
いいのか悪いのかよくわからん。~
指を二本に増やしつつ、前にも手を伸ばして握り締めてみる。~
「……!! わあああっ」~
悲鳴が上がって、バタバタとまた腕を振ってベッドから逃げ...
がっちりと捕まえて、両手で刺激を与え続けたが、さっきよ...
くそ。またか。~
小さく苛立ちがよぎる。よほど男同士の差し入れが怖いらし...
責めの手を少し緩めると、背中を上下させて古泉は呼吸を繰...
「古泉」~
俺は両手を離すと、背中にかぶさるように抱きつき、頬を寄...
「……俺がそんなに怖いか?」~
「すみません……」~
情けない声。情けない顔。もっと容赦なく押さえつけて、嫌...
抵抗する腕を縛り上げ、懇願する口元には猿轡をはめて、意...
そうでなきゃ割りがあわんと思わんか?~
俺は申し訳なさそうにする古泉を見つめながらそんなことを...
「……ったく」~
結論。~
もうどうでもいい。~
俺は自分のに装着したゴムを取り外すとゴミ箱に捨て、古泉...
そしてうつぶせにしょげている裸の古泉を横抱きにして抱き...
「……会長……?」~
「あーーーーもーーーーー。最低だ」~
悔し紛れにやけくそなキスを古泉の顔面にお見舞いしてやっ...
「わわわわわわわわわっ」~
「これくらい我慢しろ……くそ。くそ、くそ、くそーっ」~
「わーっっーーーちょ、ちょっと」~
古泉の顔は塩気が効いていた。泣かせた涙のあとだったのだ...
「……好きだ、古泉」~
胸に抱きこんで耳元で囁いた。~
「……」~
古泉は答えない。ああそうだろうさ、お前にとっては1年間...
その割には要求にこたえないつまんないやつだが、もうどう...
お前を失いたくないから、店も見捨てられたんだ。機関のや...
「好きだ……」~
呟いて耳朶を甘噛みする。うー、と小さく声が聞こえて、古...
そしておずおずと伺うような表情で呟く。~
「僕も……あなたのことは嫌いではありません……。でも……その……...
「なんだ」~
どんな言い訳をするつもりだ? 最後まで聞いてみたくて、...
その時だった。~
テーブルに残してあった古泉の携帯が電子音を響かせながら...
「あっ」~
迷いなく俺を押しのけ、ベッドから起き上がると、電話機に...
こんな遅い時間にかけてくるやつなど、1箇所しか思い当た...
携帯をきると古泉は、俺を振り返った。~
「すみません……呼び出しが」~
「……はいはい」~
苦笑して右手を持ち上げひらひらと動かす。少しだけ笑みを...
戻ってくるのは……二時間後か三時間後か……明け方近くなるこ...
待つ気にもなれないね。寝ちまおう。~
~
ベッドの上に散らばったお互いの服やら下着やらを、やけく...
~
◆◆◆~
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よりよい同居生活のために、俺はやつがどんな悩みを他に抱...
やつは、俺がどんな人間なのか、自分のいいように解釈しよ...
それは俺たちが仲良くなるために必要な行為だった。赤の他...
すべてをわかりあわなくちゃ誰とも一緒にいられないなんて...
~
でもね。根本的な部分が違いすぎることもわかってた。~
俺がいくら愛しく思っても、古泉が俺を愛することは無いだ...
そもそも俺の我がままから始まった無理やりな関係。やつを...
だから本音では嫌だと思っていても、俺の要求には従順に答...
……それだけのことだ。期待なんてしてはいけない。~
そんなことわかっていてもやっぱり奴が好きだった。愛しく...
~
馬鹿だね、……本当に俺は馬鹿だ……。~
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朝方目覚めると、古泉は俺の腕の中で丸くなっていた。~
いつ戻ったかも気づかなかった。すやすやと気持ちよさそう...
無茶をしなくてよかったと、そのとき初めて実感した。~
もしも嫌がる古泉を無理に犯していたら、この寝顔は見られ...
綺麗で愛しい同居人。この人形みたいなやつの心が手に入る...
でも同時に、体を繋ぐ心地よさも欲しいわけだが。~
なんだ、このじれったさ。~
しかし少しだけ心地よい。妙な気分。~
そういうわけで俺は、許可なく人の腕を枕にしてくーくー眠...
[[ →→つづき(契約愛人10)>http://haruhi.kazeki.net/?%E5...
&size(10){(いつも長々とすみませんm(__)m あと2回くらい...
~
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- 待ってました!会古可愛いよ会古(*′Д`) -- &new{2007-12-...
- 待ってましたー!今回も楽しませて頂きました! -- &new{2...
- これはいい会古ですね 続きは見たいが完結してしまうのは...
- これはいい会古ですね 続きは見たいが完結してしまうのは...
- いつも楽しみにさせて頂いています!すっかりこのふたりが...
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- ちゅっちゅ!ちゅっちゅ!何この可愛い二人!大好きです。 ...
- うおぉぉー!ヾ(´ω`=´ω`)ノ続き楽しみにしてます! -- &...
- うわーーーーー会長カワユスカワユス!! -- &new{2007-12-03 (月)...
- 待ってました!ちゅっちゅ会長可愛すぎる!続き待ってます ...
- た ま ら ん(*´Д`)ラブコメいいよラブコメ -- &new{2007-12-...
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