妹→古キョン diary (暗め)
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*妹→古キョン diary(暗め) [#o0b32e18] #br ×月×日 晴れ~ 今日、キョンくんがお友達を家に連れてきた。~ 古泉くん。~ 野球大会で初めて会って以来。~ 初めて会った時もかっこいいと思ってたけど、今日ちゃんと見て、もっとかっこいいって思っちゃった。~ いいなぁ。キョンくん。毎日学校で古泉くんに会えるなんて。~ それにお休みの日も一緒に遊びに行ってるみたいだし。~ でかけている時は古泉くんと2人じゃなくて、みくるちゃんたちもいっしょみたいだけど、今日は2人っきりみたい。~ 何してるのかなぁ?~ ちょっとのぞきに行ったら追い出されちゃった。~ ~ ×月○日 くもり~ 今日も古泉くんが家に遊びに来た。~ どうしても、もっと一緒にいたかったから、追い出されそうになったら泣いてみた。~ そしたら古泉くんが「いいじゃないですか。一緒に遊びましょう」って言ってくれた。~ えへへ~。やさしいなぁ。古泉くん。~ キョンくんも一回ため息をついてたけど、すぐに「まぁいいか」って言ってゆるしてくれた。~ それから、あたしにもできる遊びを選んで、トランプで遊んだ。~ 古泉くんはすごく弱くてビックリ。~ キョンくんはあたしにも手加減してくれなかった。~ でも、いろいろな古泉くんの表情が見れたからよかった。~ 古泉くんは、自分が負けてるのにキョンくんが勝ってうれしそうな顔してると、自分もうれしそうにしていた。~ なんでかなぁ?~ 古泉くんはあたしに気をつかっているようだった。~ でも、あたしが古泉くんを見ると、いつも古泉くんはキョンくんを見ていた。~ ちょっとくやしい。~ ~ ○月△日 晴れ~ 映画のさつえいって言って、古泉くんの妹役をした。~ すっっっごく楽しかった。~ シャミもかわいかったし、みくるちゃんもかわいかった。~ でも、なにより、古泉くんと一緒にいれる時間がすごく多かったのがうれしかった。~ 今日の服をほめてもらえちゃった。~ こういうのを、え~っと。フェミニスト?っていうみたい。~ でも、妹役っていうのはちょっとさみしいなぁ。~ みくるちゃんのような役がやりたかったな。~ やっぱり、ともだちの妹にしか思ってもらえてないよね…~ ~ □月△日 くもり~ お正月の旅行から帰ってきた。~ つるにゃんと雪ダルマくんを作ったのがすごく面白かった。~ 古泉くんが考えたシャミを使った劇みたいなのはよくわかんなかった。~ でも、古泉くんはかっこよかった。~ お泊り会とかいいなぁ。~ キョンくんはたまに古泉くんの家に泊まってる。~ すごくうらやましい。~ あたしも連れてって。っていっつも言ってるのにぜんぜんダメ。~ 連れて行ってくれる気はこれっぽっちもないみたい。~ キョンくんのバーカ。いじわるぅ。~ ~ △月□日 雨~ 今日も古泉くんが家に来た。~ ちょっとおどろかせようと思ってこっそりキョンくんの部屋のドアを開けたら2人が抱き合っていた。~ きれいだった。~ ずっと見ていたかったけれどすぐにドアをとじた。~ キョンくんが泣いてるみたいだった。~ いけないものを見たような気がする。~ 誰にも言わない。~ ミヨキチにも言えない。~ ~ ×月□日 雨~ キョンくんが3日も家に帰ってこない。~ どうしちゃったの?キョンくん。~ 4日前の夜にいきなり家を出て行ってそれから、それっきり。~ キョンくんのお友達からいっぱい話聞いたけど、誰もどこにいるのかわかんないみたい。~ それに、古泉くんにも連絡がつかないって言ってた。~ ハルにゃんたちも家にきた。とても悲しそうだった。~ 前にキョンくんが泣いてたのと関係あるのかなぁ?~ わかんないよ、キョンくん。なんでいなくなっちゃったの?~ 古泉くんは?~ キョンくん。キョンくん。キョンくん。古泉くん。~ 帰ってきてよ。~ 帰ってきてくれたらお兄ちゃんって呼んでもいいよ。~ ~ ~ 日記を閉じる。~ 遠い昔の日記。その後もキョンくんと古泉くんについてばかり書いてある。いつ頃からか、書かなくなったけれど。~ 私の淡い初恋の思い出。~ 古泉くん。すごくかっこいい人だった。~ あの時、私は小さかったから大人は教えてくれなかったけれど、二人は心中していたらしい。~ 交通事故と教えられて、お葬式もした。~ 両親は悲しんでいたけれど、周りの人の視線はなぜか冷たかったと子供ながらに感じていた。~ 2人は幸せだったのだろうか?~ 天国ではずっと一緒に居るのかな?~ 私はあの2人の抱き合っていた姿を一生忘れない。~ すごく綺麗だったから。~ 誰になんと言われようと私にとっての理想はあの2人なのに変わりは無い。~ キョンくんの涙も私は忘れない。~ 私がキョンくんが泣いているのを見たのはあれが最初で最後。~ とてもいいお兄ちゃんだった。すごく好きだった。~ 古泉くんがキョンくんを見つめていた瞳を忘れない。~ 古泉くんの甘い声も忘れない。~ 「妹さん」ってなんだか、今考えると変な呼び方だったな。~ 名前で呼んで欲しかったな。今更遅いけど。~ 褒めてくれた洋服は、もう着れないのに捨てられなくていまだに持っている。~ 大切な思い出。~ 写真の2人は色褪せないでいつも幸せそうに笑っている。~ ねぇ、キョンくん。古泉くん。~ 私、今日結婚するんだよ。~ 彼は少しキョンくんに似ているような、でも、古泉くんにも似ているような人なの。ふふ、彼には内緒だけどね。~ 2人にも私のウエディングドレス姿見せたかったな。~ いつもはキョンくんばかり見ている古泉くんが私の姿に見惚れるの。~ そしてキョンくんがそれを見て拗ねているの。~ そんな2人を想像して笑みが零れる。~ それとも、~ 「なかなか綺麗になったな、あいつも」~ なんて言いながら笑いあってくれるかな?~ 「お綺麗ですよ」~ ってまた褒めて欲しい。~ 一世一代の晴れ舞台なんだもの。~ 大好きな人に見て欲しいって思うのは当然のこと。~ 天国で2人は見てくれているのかな?~ 天国では私の想像している2人がいればいい。~ 天国には幸せな2人がいるといい。~
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*妹→古キョン diary(暗め) [#o0b32e18] #br ×月×日 晴れ~ 今日、キョンくんがお友達を家に連れてきた。~ 古泉くん。~ 野球大会で初めて会って以来。~ 初めて会った時もかっこいいと思ってたけど、今日ちゃんと見て、もっとかっこいいって思っちゃった。~ いいなぁ。キョンくん。毎日学校で古泉くんに会えるなんて。~ それにお休みの日も一緒に遊びに行ってるみたいだし。~ でかけている時は古泉くんと2人じゃなくて、みくるちゃんたちもいっしょみたいだけど、今日は2人っきりみたい。~ 何してるのかなぁ?~ ちょっとのぞきに行ったら追い出されちゃった。~ ~ ×月○日 くもり~ 今日も古泉くんが家に遊びに来た。~ どうしても、もっと一緒にいたかったから、追い出されそうになったら泣いてみた。~ そしたら古泉くんが「いいじゃないですか。一緒に遊びましょう」って言ってくれた。~ えへへ~。やさしいなぁ。古泉くん。~ キョンくんも一回ため息をついてたけど、すぐに「まぁいいか」って言ってゆるしてくれた。~ それから、あたしにもできる遊びを選んで、トランプで遊んだ。~ 古泉くんはすごく弱くてビックリ。~ キョンくんはあたしにも手加減してくれなかった。~ でも、いろいろな古泉くんの表情が見れたからよかった。~ 古泉くんは、自分が負けてるのにキョンくんが勝ってうれしそうな顔してると、自分もうれしそうにしていた。~ なんでかなぁ?~ 古泉くんはあたしに気をつかっているようだった。~ でも、あたしが古泉くんを見ると、いつも古泉くんはキョンくんを見ていた。~ ちょっとくやしい。~ ~ ○月△日 晴れ~ 映画のさつえいって言って、古泉くんの妹役をした。~ すっっっごく楽しかった。~ シャミもかわいかったし、みくるちゃんもかわいかった。~ でも、なにより、古泉くんと一緒にいれる時間がすごく多かったのがうれしかった。~ 今日の服をほめてもらえちゃった。~ こういうのを、え~っと。フェミニスト?っていうみたい。~ でも、妹役っていうのはちょっとさみしいなぁ。~ みくるちゃんのような役がやりたかったな。~ やっぱり、ともだちの妹にしか思ってもらえてないよね…~ ~ □月△日 くもり~ お正月の旅行から帰ってきた。~ つるにゃんと雪ダルマくんを作ったのがすごく面白かった。~ 古泉くんが考えたシャミを使った劇みたいなのはよくわかんなかった。~ でも、古泉くんはかっこよかった。~ お泊り会とかいいなぁ。~ キョンくんはたまに古泉くんの家に泊まってる。~ すごくうらやましい。~ あたしも連れてって。っていっつも言ってるのにぜんぜんダメ。~ 連れて行ってくれる気はこれっぽっちもないみたい。~ キョンくんのバーカ。いじわるぅ。~ ~ △月□日 雨~ 今日も古泉くんが家に来た。~ ちょっとおどろかせようと思ってこっそりキョンくんの部屋のドアを開けたら2人が抱き合っていた。~ きれいだった。~ ずっと見ていたかったけれどすぐにドアをとじた。~ キョンくんが泣いてるみたいだった。~ いけないものを見たような気がする。~ 誰にも言わない。~ ミヨキチにも言えない。~ ~ ×月□日 雨~ キョンくんが3日も家に帰ってこない。~ どうしちゃったの?キョンくん。~ 4日前の夜にいきなり家を出て行ってそれから、それっきり。~ キョンくんのお友達からいっぱい話聞いたけど、誰もどこにいるのかわかんないみたい。~ それに、古泉くんにも連絡がつかないって言ってた。~ ハルにゃんたちも家にきた。とても悲しそうだった。~ 前にキョンくんが泣いてたのと関係あるのかなぁ?~ わかんないよ、キョンくん。なんでいなくなっちゃったの?~ 古泉くんは?~ キョンくん。キョンくん。キョンくん。古泉くん。~ 帰ってきてよ。~ 帰ってきてくれたらお兄ちゃんって呼んでもいいよ。~ ~ ~ 日記を閉じる。~ 遠い昔の日記。その後もキョンくんと古泉くんについてばかり書いてある。いつ頃からか、書かなくなったけれど。~ 私の淡い初恋の思い出。~ 古泉くん。すごくかっこいい人だった。~ あの時、私は小さかったから大人は教えてくれなかったけれど、二人は心中していたらしい。~ 交通事故と教えられて、お葬式もした。~ 両親は悲しんでいたけれど、周りの人の視線はなぜか冷たかったと子供ながらに感じていた。~ 2人は幸せだったのだろうか?~ 天国ではずっと一緒に居るのかな?~ 私はあの2人の抱き合っていた姿を一生忘れない。~ すごく綺麗だったから。~ 誰になんと言われようと私にとっての理想はあの2人なのに変わりは無い。~ キョンくんの涙も私は忘れない。~ 私がキョンくんが泣いているのを見たのはあれが最初で最後。~ とてもいいお兄ちゃんだった。すごく好きだった。~ 古泉くんがキョンくんを見つめていた瞳を忘れない。~ 古泉くんの甘い声も忘れない。~ 「妹さん」ってなんだか、今考えると変な呼び方だったな。~ 名前で呼んで欲しかったな。今更遅いけど。~ 褒めてくれた洋服は、もう着れないのに捨てられなくていまだに持っている。~ 大切な思い出。~ 写真の2人は色褪せないでいつも幸せそうに笑っている。~ ねぇ、キョンくん。古泉くん。~ 私、今日結婚するんだよ。~ 彼は少しキョンくんに似ているような、でも、古泉くんにも似ているような人なの。ふふ、彼には内緒だけどね。~ 2人にも私のウエディングドレス姿見せたかったな。~ いつもはキョンくんばかり見ている古泉くんが私の姿に見惚れるの。~ そしてキョンくんがそれを見て拗ねているの。~ そんな2人を想像して笑みが零れる。~ それとも、~ 「なかなか綺麗になったな、あいつも」~ なんて言いながら笑いあってくれるかな?~ 「お綺麗ですよ」~ ってまた褒めて欲しい。~ 一世一代の晴れ舞台なんだもの。~ 大好きな人に見て欲しいって思うのは当然のこと。~ 天国で2人は見てくれているのかな?~ 天国では私の想像している2人がいればいい。~ 天国には幸せな2人がいるといい。~
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